ozawaの歴史
「絶えざる創造と提案」を企業理念に、「一歩先進」の歩みを続けるオザワのHistory
1921年10月
■西脇町に染色工場を移転。
1923年
■津万に染色工場を移転。
1931年10月
■津万にて織物業の併業開始
1933年10月
■織布工場を西脇市下戸田に移転。
初代社長
小澤 通秀
播州産地を日本最大の輸出産地へと躍進させ、世界80カ国 以上に「播州織」の名をとどろかせることとなりました。
1932年
■双人絹サロンを発表、南洋インドにその
独壇場を築く。
1918年(大正7年)10月 西脇市にて染色業を創業。
「双人絹サロン」の技術をもとにジャカード織物「ダマスクテーブルクロス」の開発に着手。
播州産地で初の綾織への取り組みであり、通秀が「播州織ジャカードの祖」として、後世に語り継がれる所以でもあります。
1933年
■ジャガード織物の製造開始
写真:1937年。右が通秀
1935年
■米国向けダマスク・
テーブルクロスの製織に
成功、輸出開始。
1950年7月
■小澤織布株式会社設立。
(従来の個人営業を法人組織に変更。)
写真:戦時中、従業員と
共に旧事務所前で。
前列左から9人目が通秀。その右隣が妻の敏子。
1951年
■市場観察のため2ヶ月渡米
アメリカ市場視察に自ら足を運び、持ち帰ったノウハウにより自社にて染・織・製品化・パッケージングまで一貫して行う生産体制を整えました。
これにより「オザワのダマスク」の名は不動のものとなり、播州産地筆頭の織物製造・販売業者としての地位を確立しました。
写真:1951年6月。ニューヨークの絹商とともに。右端が通秀
1955年
■藍綬褒章を授与。
写真:藍綬褒章受章に際して昭和天皇に拝謁
二代目社長
小澤 通秀 (襲名前:敏男)
1961年
■二代目社長就任。
1970年
■オザワ繊維株式会社に社名変更
昭和末期から平成にかけては国際情勢が激変し、とりわけ中国の
市場参加が日本全国の織物産地に大きな影響を及ぼしました。
これに対応すべく、製造部門を廃止し、関連企業と新たな連携体制をとり製品提案型の「産元」として変革を推進していきました。
1990年4月
■工場跡地にダイエーショッピングセンター
開発契約提携。
写真:ダイエー西脇店
1995年
■リカーショップ・パルドン西脇店開店
1995年
■ドコモミニショップ西脇店開店
工場跡地に商業施設を誘致し、異業種への積極的な参入により、
通信事業、リカーショップ「パルドン」の設立など、企業の多様化を図りました。
三代目社長
小澤 國秀
1997年
■三代目社長就任。
1999年
■リカーショップ・パルドン西神戸店開店
2000年
■ドコモショップ西脇店に昇格。
2002年
■ダイエー西脇店閉店
2003年
■ドコモ専売店ドットコム小野店開店。
2003年
■カナートイズミヤ西脇店オープン。
2004年
■パーリーコットン開発。
國秀は糸にストレスを与えずにふっくら
とした仕上がりになる伝統の『かせ染め』という手法に着目し、小澤染工と連携し
て独特の光沢と柔らかな感触をもつ綿
素材を3年ほどかけて完成させた。
綿でありながらシルクのような高級感が
ある。
2008年
■ドコモショップ小野店に昇格。
2011年
■西オーストラリア州
パースでファッション
ショーを開催。
写真:2011年9月にバースで開催された
新播州企画の播州織PRイベント
兵庫県と西オーストラリア州との姉妹提携30周年記念行事として、同州のバース市でファッションを学ぶ学生6人との共同制作によるファッションショーを現地で開催した。
2012年
■ドコモショップ西脇店を小坂に移転
2013年
■カナートイズミヤ西脇店閉店。
2014年
■パリのオペラ座にて
ファッションショー
写真:2014年1月にパリ・オペラ座で披露
された播州織のドレス。
人気デザイナー、ジャン・デュセ氏にパーリーコットンの製造現場などを紹介。
やり取りを重ね白い2枚の生地の間に金や銀の糸を織り込んだ透明感のある生地で作られたウェディングドレスが完成した。
デュセ氏がパリのオペラ座で開催した
『ジャン・デュセ・オートクチュールショー』で、パーリーコットンの華やかな
ドレスが披露された。
2017年
■ワイン畑の地図ストール開発。
2017年
■西脇市上野保育園を開園
2018年
■株式会社ozawaに社名変更
2018年
■西脇市小坂保育園を開園
2018年10月 創業100周年を迎える。
●播州織産地を支える存在として
「絶えざる創造と提案」「糸から製品までの一貫体制」という理念と、長い歴史のなかで培われた信頼と技術力を守りながら、時代とともに変わりつつある市場と顧客のニーズに柔軟に対応できる企業へと進化を続けるオザワ。
その存在は、創業の地である播州織産地とともにあることはいうまでもありません。
目まぐるしい時代の変化に勝るスピードで進化し続ける企業として、オザワはその歩みを止めることなく、新たな提案を発信し続けています。